今週土曜日、11月11日のテーマは
「文化としての受験」。
全国の高校で、受験対策を優先するために
必修科目の履修漏れが多発していたことが明らかになり、
話題になっています。
教育の役割とは「大学に合格させること」だけなのか?
そもそも「受験」って何だ?
不安と期待の入り交じったあの「受験生」という時代、
今の若者にもあるのか?
今回は「文化系トークラジオ Life」らしく、
「受験」を「文化」として捉え、
それがかつてはどういうものだったのか、
そしてこれからはどうなるべきなのかについて語り合います。
(text by charlie)
というわけで、例えばサブカルチャーにおいても、
庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』、橋本治の『桃尻娘』
、
本間洋平(というか森田芳光、というより個人的には断然長渕剛の)
『家族ゲーム』、小林よしのり『東大一直線』
、江川達也『東京大学物語』
、
原秀則『冬物語』、最近では三田紀房『ドラゴン桜』
などなど、
様々な作品に「受験」が描かれてきました。
(あと何がありましたっけ?古典的名作ならヘッセの『車輪の下』、
そうだ井上ひさしの『偽原始人』もありました。あのラストは衝撃的。
テレビなら『予備校ブギ』、「元気が出るテレビ」の東大に入ろうね会、
電波少年の坂本ちゃん...まだまだありますね)
お受験、高校受験、大学受験...
あなたにとって「受験」はどんなものですか?(でしたか?)
皆さんの「受験」にまつわる思い出やご意見を募集します。
上記のような「受験」を描いた作品への思い入れなどでもけっこうです。
※今回からは1時間の通常バージョン(20時~21時)になりますので、
メールは早めによろしくお願いします。
life@tbs.co.jp
さらに、次々回の11月18日(土)の放送では、
糸井重里さんをゲストにお招きします。
80年代のお仕事が、ある種の「階級闘争」として再評価されて
いることをどう感じているのか?
また「ほぼ日」の主宰者にして、『インターネット的』の著者である
糸井さんは、ネットの現状をどうとらえているのか?
などについてお話を伺いたいと思いますので、お楽しみに!
(プロデューサー はせがわ)